
本ロガーは、Bardington社製磁力計モジュールのアナログ出力(3成分)を、24bit ADで変換し1Hz平均してmicroSDに記録します。同時にオンボードの加速度センサーデータも記録します。リアルタイムクロックはボタン電池でバックアップされています。消費電力が非常に低いのでバッテリーサイズの低減が可能です。時刻セットなどの設定はシリアルコンソールで行います。電源投入後は自動的に測定と記録を開始します。深海観測で小型磁力計に取り付けて使用する、小型低消費電力のロガー基板です。消費電流は、測定中の平均で約4.5mA@3.8Vとなっており長時間のバッテリー駆動を実現できます。
- 磁力計モジュールの3成分出力を24bit AD変換し1HzサンプルでmicroSDに保存
- オンボード加速度センサーのデータも同時に記録
- 磁力計(MAG648)のケーブルをそのまま接続可能
- 磁力計への電源供給が可能なので単一のバッテリーでシステム構築可能
- バックアップ付きリアルタイムクロックを装備
●磁力計用AD変換器
AD変換器 デルタシグマ型 24bit
チャンネル数 3CH
サンプル速度 1KHz
入力形式 差動入力
入力レンジ ±3.6V
記録周波数 1Hz ●加速度センサー
レンジ ±2G
分解能 10bit(±9bit)
サンプル周期 1Hz ●リアルタイムクロック
時刻精度 ±5ppm ±157.5sec/year
バックアップ電池 CR1220 3V ●磁力計用アナログ入力コネクタ
形式 Molex 10Pピンヘッダ
MAG-648UのコネクタMOLEX 53047と同じ並び ●データ記録用microSD
形式 microSDカードまたはmicroSDHCカード
ファイルシステム FAT(FAT16)あるいはFAT32
容量 32GBまで ●シリアルコンソール
レベル 3.3V
機能 コマンド受付、モニタ用 ●電源
入力電圧 14V〜3.4V
消費電流 毎秒測定中平均 約4.5mA@3.8V ●基板サイズ
W36mm L100mm ●付属品
コンソール用USB-Serial変換器(3.3V)
電源ケーブル
CR1220
KBLOG2015カタログR2 カタログに価格が記載されていますが、2023年5月現在、都度見積もりでお願いしております。